グラン・ティエラ、コロンビアおよびエクアドルの石油事業を13億3000万ドルで売却へ

グラン・ティエラ、コロンビアおよびエクアドルの石油事業を13億3000万ドルで売却へ

モレル・エ・プロムは、グラン・ティエラのコロンビアおよびエクアドル資産の買収を進める中、2026年上期の堅調な利益、高止まりする原油価格、潤沢な流動性を報告した。

ファクトチェック
この主張は、取引の両当事者によって直接かつ一貫して確認されている。Gran Tierraの公式発表では、Maurel & Promに売却されたコロンビアおよびエクアドルの石油事業の企業価値総額は13.3億ドルと明記されている。Maurel & Promの独立した2026年上期決算リリースでも、同じ13.3億ドルという金額と同じ資産が確認されており、SPAの日付は2026年8月4日とされている。主要な詳細(当事者、資産、価格、買い手におけるPertaminaの所有、クロージング目標)は、各情報源で一致している。
要約

グラン・ティエラ・エナジーは、南米資産の全てに当たるコロンビアおよびエクアドルの石油事業を13億3000万ドルでÉtablissements Maurel & Prom S.A.に売却することで合意した。一方、Maurel & Promは2026年上期の堅調な業績を別途発表するとともに、この取引を支える資金調達面と事業運営面の背景を示した。 Maurel & Promによると、2026年上期の売上高は平均原油販売価格が1バレル当たり103.8ドル、グループの権益生産量が日量3万7890石油換算バレル(boepd)となったことに支えられ、前年同期比27%増の3億6600万ドルとなった。EBITDAは63%増の2億2700万ドル、営業利益は64%増の1億6100万ドル、連結純利益は78%増の1億9100万ドルとなった。フリーキャッシュフローは7700万ドルで、2026年6月30日時点の純現金はプラス2億5700万ドル、即時利用可能な銀行流動性は5億ドルであった。 Maurel & Promは2026年8月5日、グラン・ティエラとの間で、コロンビアおよびエクアドルの資産に関する最終的な株式売買契約を締結したと発表した。これらの資産は、2026年上期の権益生産量が日量2万9026バレル(bopd)、2025年12月31日時点の認証済み2P埋蔵量が1億4400万バレルで、2026年第1四半期に取得したTisquirama資産は含まれない。ポートフォリオの大半はオペレーター権益であり、コロンビアの中部マグダレナ・バレー、プトゥマヨ、リャノス各盆地およびエクアドルのオリエンテ盆地にまたがる生産資産、開発案件、探鉱鉱区で構成される。Maurel & Promは、これらの資産には有機的成長の大きな可能性があり、2029-2030年までに権益生産量を日量約4万bopdとすることを目標としていると述べた。 取引総額は、通常の調整条項の対象となるが、13億3000万ドルである。経済効力発生日は2026年3月31日で、クロージングは2026年12月31日ごろを見込んでいる。Maurel & Promは、契約締結時に5000万ドルの手付金を支払い、6500万ドルはクロージングから364日後に支払う予定だと述べた。対価の 상당部分は、2026年6月30日時点で5億8200万ドルの残高があったグラン・ティエラの既存シニア債のロールオーバーと、3億5000万ドルの前払いファシリティーで賄われ、これによりクロージング時の現金支払額は圧縮される。 同社は2026年7月、3億ドルのタームローンと1億6500万ドルのリボルビング・クレジット・ファシリティーから成る総額4億6500万ドル、期間5年の新たな融資枠を通じて銀行債務を借り換える契約を締結した。この借り換えにより約2億5000万ドルの追加流動性を見込んでおり、実行条件は2026年10月上旬までに整う見通しである。 グラン・ティエラは、この売却により存続会社は無借金となり、クロージング時に約2億5000万ドルの現金を保有する見通しとなるほか、株主への資本還元の可能性と並行して、カナダおよびアゼルバイジャンへの戦略的再注力を支えることになるとしている。

用語解説
  • 確認・推定埋蔵量(2P reserves): 確認埋蔵量と推定埋蔵量を合わせた石油・ガス埋蔵量の分類であり、商業的に回収可能と見なされる量を、異なる確実性の度合いとともに示す。
  • 権益持分ベース生産量: ある資産からの生産量のうち、一定の調整前における保有持分に基づく企業の取り分。
  • リボルビング・クレジット・ファシリティ: 企業が合意された上限額まで借り入れ、返済し、再度借り入れできる、コミットされた融資枠。