
公開されているHigh-Flyerの9商品は7月にいずれも20%超下落し、年初来でなおわずかにプラスを維持したのは1商品のみであった。投資家は同社のCSI 500に焦点を当てたクオンツ戦略を精査している。
梁文鋒氏が設立したHigh-Flyer Quantは7月に大きくつまずき、Time Weeklyが引用したSimuwangのデータによると、公開されている同社の9商品はすべて単月で20%超の損失を計上した。7月31日時点で、年初来リターンが辛うじてプラスを維持したのは「Jiuzhang High-Flyer CSI 500 Quantitative Multi-Strategy No. 2」の0.04%のみで、残る8商品はすべてマイナス圏に沈んだ。月次で最も成績が悪かったのは「High-Flyer CSI 500 Quantitative Progressive No. 1」で、7月の純資産価値は22.15%下落した。年初来で最も弱い成績となったのは「High-Flyer Quant Xinhua 500 Index Special No. 19 Phase 7」で、年初来では3.84%下落した。National Business Dailyも、同じくSimuwangを引用し、7月には複数のクオンツ運用会社で同様に大幅なドローダウンが発生したと報じており、損失がHigh-Flyerに限られたものではないことを示した。この後退がとりわけ注目されるのは、High-Flyerが中国を代表するクオンツ系私募ファンド運用会社であり、さらに梁氏が自身のAIスタートアップDeepSeekへの注力を強めていることから、市場のスタイル・ローテーションや極端な相場環境における同社のCSI 500中心のクオンツ・エンハンスメント戦略およびマルチストラテジー商品の耐性を巡り、投資家の精査が改めて強まっているためである。