
指標となるドイツの調達コストは2日続伸した。ホルムズ海峡を巡る緊張の再燃でブレント原油が上昇した一方、6月の鉱工業生産の上振れが欧州最大の経済の勢いを示す兆候を補強した。
ドイツ10年債利回りは金曜日に3.148%へ上昇し、2営業日連続で上昇した。原油高を受け、根強いインフレが中銀の政策緩和余地を制限しかねないとの懸念が再燃し、水曜日に付けた3週間ぶりの低水準である3.10%から一段と離れた。投資家は、イランが米国およびイスラエルの船舶による同水路の利用を制限し、自国が敵対的とみなす国々に補償を求める可能性があるとの報道を受け、ホルムズ海峡の再開に向けたいかなる合意も維持されるのか警戒を続けた。この報道はブレント原油の2日連続の上昇を後押しした。欧州中央銀行は、6月に3年ぶりとなる25ベーシスポイントの利上げを実施した後、7月会合では金利を据え置いた。一方、6月のドイツ鉱工業生産が予想を上回ったことで、域内最大の経済が勢いを増しつつあることを示す証拠が強まった。