ジョンソン・アソシエーツは、2026年のボーナス増加が株式トレーダーと案件組成担当者で最も大きくなると予測する一方、プライベートクレジットと中堅プライベートエクイティ企業ではボーナス原資が横ばいか弱含みになるとみている。
米金融業界全体のボーナスは2026年に大幅増が見込まれており、史上最高値圏の株価と取引量の増加が収益を押し上げるなか、株式トレーダーと株式資本市場部門の担当者で最大の伸びが予想されている。ジョンソン・アソシエーツによると、これらの部門のボーナスは前年比20%から30%増となる可能性があり、株式取引、アドバイザリー業務、引受業務に支えられて大手銀行が2026年第2四半期に過去最高益を計上したことを受け、M&Aバンカーのボーナスも15%から20%増が見込まれている。増加幅は、フィクストインカム、債券・ローンの引受業務、プライベートマーケットの一部ではより小さくなる見通しで、フィクストインカムは7.5%から12.5%増、債券・ローン引受は5%から10%増、大手プライベートエクイティ会社は2.5%から7.5%増、中堅プライベートエクイティと不動産は横ばいとみられている。プライベートクレジットは最も弱い分野として際立っており、個人投資家からの解約圧力と不正関連の問題を受け、ボーナスは横ばいか最大10%減になると見込まれている。