この取引により訴訟は終結し、サムスンはネットリストの特許ポートフォリオにアクセスできるようになるほか、両社がAI向けメモリーで関係を深める中でDRAMとNANDの供給も確保される。
ネットリストは、特許のクロスライセンス、メモリー製品の供給、技術協業を対象とするサムスン電子との5年間の戦略的提携を締結し、両社間で係争中だった法的紛争も終結させることで合意したと発表した。この枠組みの重要な要素として、サムスンはネットリストの普通株式を最大1000万株引き受けることで合意しており、同社は、AI向けメモリーの需要拡大の中で両社の結びつきを一段と強める動きだとしている。ネットリストの最高経営責任者(CEO)C.K. Hong氏は、「この提携を更新できることをうれしく思っており、サムスンと緊密に協力していくことを楽しみにしている。これらの戦略的合意は、AI向けメモリーにおけるイノベーションへの共通の取り組みを反映するものであり、ネットリストの知的財産の価値を裏付けるものだ」と述べた。契約に基づき、サムスンはサーバーDIMM(Dual In-line Memory Module)やHBM(高帯域幅メモリー)に関連する技術を含む、ネットリストの完全な特許ポートフォリオにアクセスできるようになる。サムスンはまた、DRAMおよびNANDフラッシュ製品をネットリストに供給し、次世代メモリー製品向けにより安定した部材基盤を提供する。ネットリストによると、取引の詳細はSEC(証券取引委員会)への8-K提出書類で開示されており、同社はこの発表について8月5日米東部時間午前8時30分からのカンファレンスコールで説明する予定である。