River、EV製造拡大へシリーズCで1億2000万ドル調達

インドの電動二輪スタートアップであるRiverは、この資金を生産能力拡大に充てるとしており、Indieの販売は月間約6,000台に達し、第2工場の稼働開始は2027年半ばを目標としている。

要約

Riverは、インドの電動二輪市場における次の成長段階に向けて生産を拡大するため、Elev8 Venture PartnersとClaypond Capitalが主導するシリーズCラウンドで1億2000万ドルを調達した。既存出資者であるYamaha Motor、Al-Futtaim Group、Mitsuiに加え、Singularity AMC、Anicut Capital、360 ONE Asset、JIF Capital、HDFC AMCも同ラウンドに参加した。創業者兼CEOのAravind ManiはTechCrunchに対し、調達資金のうちベンチャーデット(スタートアップ向け借り入れ)は10%〜12%を下回る水準にとどまり、エクイティ部分は全額が新株発行によるプライマリー資金で、既存株式の売却はなかったと述べた。このラウンドにより、Riverの累計調達額は1億4400万ドルとなった。2021年創業のRiverは、75店舗超を通じてIndie電動モペッドを月間約6,000台販売しており、これまでの累計販売台数は5万台を超えている。Maniによると、2026年3月期の売上高は330%増加し、月間売上高は約10億ルピー、約1100万ドルに達した。Riverは、月間生産台数が2万〜2万5000台に達すれば営業黒字化できると見込んでおり、2028〜29年までの達成を目指している。また、2027年3月までに店舗網を200超、2028年3月までに約400へ拡大する一方、年産約70万〜80万台の第2工場も計画している。

用語解説
  • シリーズC: スタートアップの事業拡大に使われる後期段階の非公開資金調達ラウンド。
  • ベンチャーデット: スタートアップがエクイティ調達と併用する借り入れ資本。
  • プライマリー資金: 新株発行によって企業が調達する新規資金。