
税務当局は、海外保険契約の収益は中国の税務居住者が申告しなければならず、この扱いは新たな措置でも香港の保険会社を特に狙ったものでもないと述べた。
中国国家税務総局は8月7日、中国の税務居住者はオフショア保険契約からの収益を含む全世界所得について納税義務を負うとした上で、この扱いは新たな政策でも香港の保険市場を特に対象としたものでもないと強調した。この声明は、CRSに基づく情報交換によって税務当局が契約配当やキャッシュバリューのデータにより広くアクセスできるようになり、オフショア保険収入に対する徴税が始まったと財新が報じた後、本土当局が香港で発行された保険契約の利益に新たに20%を課しているのかを巡る議論を受けたものである。香港の保険会社はすでに市場の沈静化を図っており、香港保険業聯会は正式な政策文書や実施規則は出ていないと述べたが、こうした報道を受けてプルデンシャルやAIAを含む銘柄の株価は下落した。今回の件は、越境資産運用商品の監視が強まっていることを示しており、投資家が税引き後リターンの低下を見込めば、本土の香港保険需要をなお圧迫する可能性がある。