ナスダック上場のAI企業は、クリニックが脳スキャンを用いてTMS治療の方針決定とモニタリングを行う中で、FDAの510(k)認可を受けた同社のEEG/ERPプラットフォームの導入が拡大していると述べた。
Firefly Neuroscienceは、同社のEvokeプラットフォームを使用する経頭蓋磁気刺激法(TMS)センターによる臨床評価件数が前年から291%増加し、顧客導入がほぼ4倍に拡大したと同社が説明する伸びを記録したと発表した。同社によると、米食品医薬品局(FDA)の510(k)認可を受けたAI搭載のEEG/ERPプラットフォームは、qEEGとERPを組み合わせることで、脳活動をより広範に把握できるようにし、精神症状と行動健康上の症状が重複する場合の治療判断を支援する。TMSの現場では、これらのスキャンにより、医師がうつ病や気分障害、不安障害、ADHDに関連するパターンを評価する際に用いる可能性のある電気生理学的シグナルが示されるとFireflyは述べた。最高経営責任者(CEO)のGreg Lipschitz氏は、この傾向はFireflyの成長戦略の実行を反映しており、EEG/ERP脳スキャンを活用して、臨床医がより個別化された治療判断を行い、時間の経過に伴う脳機能の変化を追跡するという同社の目標を後押しするものだと述べた。同氏はさらに、治療の前、最中、後に脳活動を評価することで、臨床医がより早い段階で介入を調整する助けとなる可能性があり、また、治療が奏功していることを示す客観的な証拠を患者に提供できる可能性があるため、複数回にわたる治療への順守を支える可能性もあると付け加えた。Fireflyは、独自データベースに20万件超のEEG/ERP脳スキャンが含まれており、これは世界最大の既知の標準化EEG/ERPリポジトリであると同社は考えていると述べた。