CoreWeave、AIデータセンター拡張に向けSolidigmとSSD供給契約を締結

この複数年契約により、AIクラウドプロバイダーは供給逼迫が進む中でストレージ供給の確実性を確保する。一方、CoreWeaveはインドネシアで事業を拡大し、2026年8月11日の決算発表を控えている。

要約

CoreWeaveは複数年契約の下、Solidigmからエンタープライズ向けSSD容量への優先アクセスを確保した。これは、GPUクラスター向けQLCストレージを軸とする提携を拡大するもので、122テラバイトドライブの共同開発や、高密度AIワークロード向けのチップ直結型液冷も含まれる。この契約は、業界全体で供給が逼迫する中、AI顧客の拡大に合わせてCoreWeaveのコンピュート、ネットワーク、ソフトウェアの拡張と歩調を合わせてストレージ容量を確保することを目的としている。この発表に先立ち、CoreWeaveはインドネシアへの進出拡大を発表しており、契約済みIT電力容量の合計360メガワットとなる3施設を計画し、2028年の稼働開始を見込んでいる。2026年3月31日時点で、同社は世界で49のデータセンターを運営しており、稼働中電力は1ギガワット超、契約済み容量は3.5ギガワット超であった。株価は水曜日に0.21%高の92.19ドルとなり、同社は2026年8月11日に決算を発表する予定で、アナリストは売上高25億6000万ドルに対し1株当たり1.27ドルの損失を見込んでいる。

用語解説
  • SSD: ソリッドステートドライブ。データを保存し高速にアクセスするために用いられるフラッシュベースの記憶装置。
  • QLC: クアッドレベルセル型フラッシュメモリ。より高密度で低コストのNANDストレージ。
  • GPU clusters: AI学習などの大規模計算処理を担うために接続されたグラフィックスプロセッサの集合。