8月27日に発効する商務省の命令は、国内のリサイクル能力が限られるなか、ワシントンが中国依存の抑制を図る一環として、回収可能な重要鉱物を米国内にとどめることを目的としている。
米国は8月27日に発効する商務省の命令に基づき、リチウムイオン電池を破砕した残渣であるブラックマスと、タングステンを含むスクラップの輸出を1年間停止する。今回の措置は、価値の高い重要鉱物を含むスクラップの中国やその他の国への海外出荷を制限する権限を連邦当局に付与する、トランプ大統領が先週署名した命令に続くものであり、中国の加工処理への依存を減らすより広範な取り組みの一環である。適用除外は、「過度の困難」または「回復不能な損害」がある場合に限り、個別判断で認められる可能性がある。この政策は、米国が電子廃棄物やその他のスクラップを毎月約3万3000メートルトン輸出しているなかで導入される。一方、米国内のリサイクル業者は、米国にはなお自国のスクラップすべてを処理するのに十分な能力がないものの、より多くの資源を国内にとどめるべきだと主張している。