米国株は水曜日に高く始まり、先物取引も木曜日にかけて小幅高となった。中東和平の打開への期待とエヌビディアの強さが、SpaceX、AMD、さらにテクノロジー株全般の弱さによる圧力を相殺したためである。水曜日の寄り付き時点で、ダウ工業株30種平均は0.33%高の54,266.12、S&P500種は0.45%高の7,771.62、ナスダック総合指数は0.43%高の26,698.018となり、事前取引では主要3指数の先物取引がそろって上昇していた。SpaceXは引き続き主要な注目材料であり、水曜日にはAI支出に伴う設備投資の大幅増加への懸念から株価が14%近く下落した。背景には、8月4日の終値ベースで約1140億ドル相当の9億1200万株を対象とするインサイダーのロックアップ制限の期限到来がある。エヌビディアは3.4%上昇した。イーロン・マスク氏がSpaceXの決算説明会で、同社のAIインフラはエヌビディア製チップとVera Rubinアーキテクチャのみに依存すると述べたためである。AMDは事前取引で8%超下落した。第3四半期の売上高見通しを130億ドルと示したものの、市場平均予想の125億ドルは上回った一方で、ウォール街の最も強気な予想には届かなかったためである。投資家はまた、Circleにも注目していた。同社株は2026年第2四半期決算で、USDC流通額が733億ドル、総収益と準備資産収益が7億100万ドル、調整後EBITDAが1億4300万ドルとなったことを受けて約6%上昇した。このほか、コノコフィリップス、エアビーアンドビー、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー、サンディスク、ウエスタンデジタルの決算発表も控えている。