企業によるAI導入が加速し、米当局が先進システムへの監督を強化する中、Alliance for Critical Infrastructureは40社超に接触している。
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、人工知能の導入が加速する中、重要インフラの安全保障に焦点を当てるJPモルガン支援の取り組み、Alliance for Critical Infrastructure(ACI)への参加を企業トップに促している。ロイターによると、ダイモン氏は大手銀行、地域金融機関、IT企業のCEOに個人的に連絡を取っており、ACIと同氏は重要インフラ分野の40社超に対し、サイバーセキュリティー面での連携について接触している。8月には協議の電話会議が予定されている。働きかけは7月に始まったが、同団体はこれまでのところ結果を明らかにしていない。この取り組みは、トランプ大統領政権と連携しつつ、AIの活用、リスク、防護策に関する理解を深めることを目的としている。米国の水道システムに対するサイバー攻撃により、業界横断の情報共有の緊急性も高まっている。マスターカード、バークシャー・ハサウェイ傘下のバークシャー・ハサウェイ・エナジーなどと並ぶACIの創設メンバーであるJPモルガンは、サイバー、物理的、地政学的な脅威に対する連携と強靱性を高めるため、同団体のAI関連の取り組み拡大を後押ししている。