SERES、ESG戦略と2045年のカーボンニュートラル運営目標を提示

中国の自動車メーカーであるSERESは、MSCIのAAA格付け、2030年の炭素排出ピーク目標、サプライヤーの炭素データプログラムが、海外展開とグローバルなコンプライアンス基準への整合を広げる取り組みを下支えしていると述べた。

要約

SERESは8月5日、重慶のスーパーファクトリーでのインタビューで、創業40周年を迎える中、ESG(環境・社会・ガバナンス)を同社のグローバル戦略の中核として位置付けた。SERES Groupの取締役会ディレクター兼副社長であるClifford Kang氏は、1986年にばねメーカーとして創業し、現在は100万人超のユーザーにサービスを提供する同自動車メーカーについて、2030年までの炭素排出ピーク、生産・事業運営における2045年までのカーボンニュートラル(事業運営上の排出量実質ゼロ)、およびバリューチェーン全体でのニアゼロエミッションを目標としていると述べた。同氏は、同社のMSCIのESG AAA格付けについて、明確な目標、ガバナンス、実行力に結び付けて説明し、進展の証左として、AITOの2025年の事業データ、SERESスーパーファクトリーでの太陽光発電、91社のサプライヤーによる工場内工場モデル、ならびにGDPR(EUのデータ保護規則)への整合を含むコンプライアンス対応を挙げた。SERESはまた、AITOが2025年に中国で中国高級車ブランドとして販売台数首位となり、46カ月で累計納車台数100万台を突破したとも述べた。

用語解説
  • ESG: 企業の持続可能性と監督体制を評価するために用いられる環境・社会・ガバナンスの基準。
  • Carbon neutrality: 事業運営における正味の炭素排出を均衡させる、または排除すること。
  • GDPR: データのプライバシーと保護を規定する欧州連合の規則。