
アマゾン傘下のZooxは、連邦政府の適用除外承認を受け、専用設計の無人運転車両による有料乗車サービスをラスベガスで開始する。料金はコンフォートクラスの水準で、事前確定運賃を採用し、今年後半にはUber連携も予定している。
Zooxは8月10日、ラスベガスでロボタクシー乗車の料金徴収を開始する。これにより、ハンドルもブレーキペダルもない専用設計の自動運転車両で運賃を徴収する米国初の企業となる。アマゾン傘下の同社は、昨年に無料の一般向けサービスを開始して以降、ラスベガス、サンフランシスコ、オースティン、マイアミで約100万回の乗車を提供しており、ラスベガスは同社にとって初の商用市場となる。Zooxによると、運賃は事前に提示され、渋滞や迂回で移動時間が延びても予約時の金額で確定する。一方、同社が示したコンフォートクラスの料金設定に基づく第三者の試算では、運賃はUberXを約20%〜40%上回る見通しである。サービス開始時はZooxアプリで配車を受け付け、3月の提携に基づき、今年後半にはUber連携も予定している。米道路交通安全局(NHTSA)は、7月31日に発効した2年間の連邦政府の適用除外の下で有料運行を認めており、対象は年間2500台が上限となる。ネバダ州の規則により、Zooxは別途州の承認がなお必要なカリフォルニア州に先立ってラスベガスでサービスを開始できる。Zooxは約105台のロボタクシーで立ち上げるが、この同じ車両群は、6月に車両1台がラスベガスの火災現場に進入したことを受け、7月に実施されたリコールの対象でもあった。この動きにより、ラスベガスは、Waymoが7月8日に参入した後、2つの有料無人運転サービスが競合する米国初の都市にもなる。