CloudbotからOpenSWEベースの社内エコシステムへと発展したForgeは、コインベース社内でソフトウェア業務の並列化に使われており、経営陣はトークン使用量が増える一方でAI支出は減少したと述べている。
フォーブスによると、コインベースは「AIファースト」戦略を推進する中、社内AIエンジニアリング基盤のForgeを、ソフトウェア開発向けのより広範なOpenSWEベースのエコシステムへ拡張している。同システムは、エージェントオーケストレーション、クラウドサンドボックス、Slack、Linear、GitHubとの連携、サブエージェント、プルリクエストの自動生成を組み合わせており、主要ツールの1つであるMuxによって約600人のエンジニアがコーディング、テスト、不具合修正、リファクタリングのために複数のAIコーディングエージェントを並列で動かせるという。チンタン・トゥラキアは同プラットフォームを用いた社内実験も実施しており、約1,000人のエンジニアに2週間にわたり従来型IDEツールの使用停止を求め、AI主導のワークフローで開発業務のどの部分を自動化できるかを見極めた。また経営陣は、社内開発ツールがAnthropicやOpenAIのサードパーティー製コーディングサービスの代替になり得るため、トークン使用量が増加しているにもかかわらずAI支出は減少していると述べている。もっとも、ForgeとMuxに関する公開情報は依然限られており、これまでの開示の大半は幅広いエンジニアのフィードバックではなく、コインベース経営陣によるものである。