今回の提携により、Tamarind BioのAI分子設計プラットフォームとGenScriptの合成、発現、試験サービスが接続され、研究者がAI生成配列からモデル投入可能な実験データへ最短4日で到達することを目指す。
GenScript Biotech CorporationとTamarind Bioは、Tamarind BioのAI駆動型分子設計プラットフォームとGenScriptのウェットラボ検証能力を接続する戦略的提携を締結したと発表した。これにより、コンピューターで生成された創薬候補から実験的エビデンスに至るまでの時間短縮を目指す。両社によると、Tamarind Bioを利用する研究者は、単一のワークフローを通じてAI生成配列を提出し、GenScriptの合成、発現、試験にわたるエンドツーエンドのサービスを利用できるようになり、手作業による引き継ぎを減らし、チームによる候補の優先順位付けを迅速化できるという。この提携は、AIの拡大によって研究パイプラインに入る潜在的分子の数が増える一方、ラボでの検証が制約となっている創薬のボトルネックを対象としている。GenScriptは、自社のウェットラボ基盤により、デジタル配列を最短4日でモデル投入可能な実験データに変換できるとしている。Tamarind Bioは、自社のノーコードプラットフォームにより、バイオ医薬品および低分子の研究者が300超の計算生物学モデルを利用できるとしている。両社は、治療薬、細胞・遺伝子治療、産業バイオテクノロジーの各分野において、早期の検証が意思決定の改善につながる可能性があるとしている。