GlobalFoundries、第2四半期の上振れ決算後に下落 第3四半期見通しが期待外れ

この半導体メーカーはAI関連のデータセンター需要を追い風に会計年度第2四半期の予想を上回ったが、第3四半期のガイダンスがウォール街の予想とおおむね一致したことから、株価は下落した。

要約

GlobalFoundriesの株価は水曜日、受託半導体メーカーとして会計年度2026年第2四半期の予想を上回ったにもかかわらず、第3四半期のガイダンスがウォール街予想とおおむね同水準となったことから、3.96%安の49.96ドルとなった。売上高は前年同期比6%増の17億9000万ドル(17億8600万ドル)となり、調整後1株当たり利益は46セント、GAAPベースの1株当たり利益は0.30ドルだった。通信インフラおよびデータセンター向け売上高は、AIデータセンター向けの光ネットワーキングとシリコンフォトニクスに関連する需要を受けて62%増の2億7700万ドルに急増した。同社は300mmウエハーを62万5000枚出荷し、調整後売上総利益率29.9%、売上総利益率28.3%を計上した。また、2026年6月30日時点で現金、現金同等物および市場性有価証券33億ドルを保有していたほか、米商務省による支援案、電力供給とRISC-Vに関連する買収、新たな量子分野の取り組みを含むAIおよび量子分野での拡大策を示した。第3四半期についてGlobalFoundriesは、売上高を18億6000万ドル〜19億1000万ドル、調整後1株当たり利益を46セント〜56セントと予想した。一方、ティム・ブリーン最高経営責任者(CEO)とサム・フランクリン最高財務責任者(CFO)は、AIインフラ需要は依然として「非常に初期段階」にあると述べ、2026年の通信インフラおよびデータセンター分野の成長見通しを30%台後半から50%〜60%へ引き上げた。

用語解説
  • シリコンフォトニクス: 光を使ってデータを伝送するチップ技術。GlobalFoundriesによると、AIデータセンター向けの光ネットワーキングで採用が進んでいる。
  • RISC-V: オープン標準のチップ命令セットアーキテクチャ。GlobalFoundriesは、SynopsysのARC Processor IP(知的財産) Solutions事業の買収を通じてこの分野に事業を拡大した。
  • 300mmウエハー: 標準的な半導体製造用ウエハーのサイズ。GlobalFoundriesは当四半期に300mmウエハーを62万5000枚出荷したと述べた。