ウェスタンデジタル、AI顧客が2031年までのストレージ契約を交渉中と表明

アーヴィング・タン氏は、サンディスク分離後のHDD事業が四半期予想を上回り、第1四半期売上高を40億ドル〜42億ドルと見込む中、ハイパースケーラーが複数年の容量契約を求めていると述べた。

要約

ウェスタンデジタルは、AI顧客が2029年から2031年を対象とする長期ストレージ契約をすでに交渉しているとし、ハイパースケーラーによるAIインフラ構築が続く中、将来のエクサバイト需要に対する高い可視性が得られていると述べた。こうした発言に加え、サンディスク分離後のHDD事業は当四半期に37億4700万ドルの売上高を計上し、前年同期の26億500万ドルから増加した。売上高の89%はクラウド顧客が占め、調整後1株利益は3.56ドル、売上高は約37億5000万ドルとなり、いずれもウォール街予想を上回った。GAAPベースの結果は、ウェスタンデジタルが保有を続けるサンディスク持ち分の時価評価益20億5000万ドルによってさらに押し上げられ、GAAPの1株利益は8.21ドル、継続事業に係る同社帰属のGAAP純利益は31億9500万ドル、non-GAAP純利益は13億8200万ドルとなった。ウェスタンデジタルは、第1四半期の見通しとして、売上高40億ドル〜42億ドルに対し調整後1株利益3.85〜4.15ドルを予想し、中央値ではConsensusを上回った。株価は5.36%安の519.17ドルで取引を終え、その後プレマーケットでさらに16.73%下落したと伝えられた。

用語解説
  • ハイパースケーラー: 大規模なデータセンターインフラを構築・運用する大手クラウドコンピューティング企業。
  • 時価評価益: 資産を現在の市場価格で再評価することで生じる会計上の利益。
  • 継続事業: 売却またはスピンオフされた部門を除外した後も、報告結果に残る事業部分。