モトローラ・ソリューションズ、第2四半期の利益・売上高増加を受け通期見通しを引き上げ

過去最高の受注、156億ドルの受注残、高関税還付が、四半期業績の改善と通期見通しの上方修正を後押しした。

要約

モトローラ・ソリューションズは、公共安全向け通信の堅調な需要、過去最高の受注、一時的な高関税還付を背景に、第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受け、通期の売上高および利益見通しを引き上げた。7月4日に終了した四半期の売上高は13%増の31.3億ドルとなり、LSEGのConsensus予想である30億ドルを上回った。調整後1株利益は4.41ドルに達し、このうち高関税還付による恩恵は6000万ドル、1株当たり0.25ドルであった。プロダクツ・アンド・システムズ・インテグレーション部門の売上高は15%増の19.1億ドル、ソフトウエア・アンド・サービス部門の売上高は10%増の12.3億ドルとなった。営業キャッシュフローは前年同期の2.72億ドルから4.69億ドルに増加し、受注残は前年同期比11%増の過去最高となる156億ドルに達した。会社は現在、2026年の売上高を約129.8億ドル、調整後1株利益を17.62~17.72ドルと見込んでおり、従来予想およびウォール街予想を上回る水準である。また、第3四半期については売上高が約8%増加し、調整後1株利益は4.39~4.44ドルになると予想している。

用語解説
  • 受注残: 確認済みだが、まだ納品されておらず売上高として計上されていない顧客受注の金額。
  • 調整後1株利益: 基礎的な事業業績を示すため、特定項目を除外して算出した1株当たり利益。
  • 高関税還付: 過去に支払った輸入関税に関連する払い戻しで、一時的に売上高または利益を押し上げる可能性がある。