
Moveの開発者である同氏は、Anthropicの防御的セキュリティ研究の取り組みに加わった後もMysten Labsとスイの開発者らの顧問を務め、技術ビジョンはCEOのエバン・チェン氏が引き継ぐと述べた。
スイ・ネットワークの最高技術責任者で、Moveプログラミング言語の開発者かつMysten Labsの共同創業者であるサム・ブラックシア氏は、防御的セキュリティ研究のためAnthropicに加わるべく同社を離れると述べた。これは、著名なブロックチェーン技術者がAI時代のサイバーセキュリティ業務へと軸足を移す流れをさらに進める動きである。ブラックシア氏は、Mysten Labsの最高経営責任者であるエバン・チェン氏が同社の技術ビジョンを引き継ぐ一方、自身はMysten Labsおよびスイのエコシステム全体の開発者らにとって身近な顧問であり続けると述べた。また、Move Foundationの設立が進められており、自身も関与し続ける意向だと述べたが、立ち上げ時期やガバナンス構造、資金計画は明らかにされていない。今回の動きは、AnthropicがAIを活用したサイバー脅威と防御用途に関する研究を拡大する中で起きたものであり、その中にはソフトウェアの脆弱性発見に関する取り組みも含まれる。一方、Mystenはすでに、コード開発と監査に重点を置くGoogle Cloudとの提携を通じて、AIとブロックチェーンのセキュリティを自社戦略に結び付けている。