序盤の上昇で10年物JGB利回りが1.5ベーシスポイント低下して2.790%となった後、日本の約6000億円の30年債入札では、依然として利回り水準に妙味がある中でも超長期債需要の弱さが示された。
8月6日の東京市場で日本国債市場は、前日の米国債上昇を引き継いで堅調に始まり、10年物JGB利回りは0014 GMT時点で1.5ベーシスポイント低下の2.790%となった。その後、市場の関心は約6000億円の30年債入札に移った。シティリサーチの藤木智久氏は、需要は生命保険会社から出る可能性が高く、利回りも通常の購入に十分な水準になるはずだと述べていたが、その後の財務省入札は、前回入札より低い応札倍率、大幅に拡大した21銭のテール、予想を下回る最低落札価格を受けて、「やや弱い」と受け止められた。9月限のJGB先物は昼休み後に127.28円で取引を再開し、その後127.24円まで上げ幅を縮小した。一連の結果は、超長期債需要の慎重さと、日本銀行の政策正常化を市場が見極める中で30年債利回りが上昇する可能性を示した。