通期見通しを引き上げる中、売上高は15%増、純利益は51%増となり、14億ドルのDepop買収を完了し、主にアマチュアの販売者向けAIツールを推進した。
eBayは第2四半期決算でウォール街予想を上回る結果を報告した。調整後1株利益は1.60ドル、売上高は31億ドル、総取引額は15%増の224億ドル、純利益は51%増の5億5200万ドルであった。これを受けて同社は通期見通しを引き上げたが、第3四半期の利益見通しはアナリスト予想を下回った。さらに同社は、限られた人手の関与で買い物客に代わってオンライン市場を閲覧し購入を行う自律型AIショッピングエージェントを自社マーケットプレイスから排除する一方、画像を使って商品の説明、価格設定、発送を支援する「魔法のような」リスティング機能など、販売者向けAIツールを拡充している。Jamie Iannone氏によると、このツールを使う米国のユーザーはリスティング出品者1人当たりのリスティング件数が50%多く、また同氏の知る限り、eBayは1500万点超の商品を認証し、偽造品がすり抜けた事例はないという。この戦略は、中古品や再生品、すなわち「non-new-in-season」商品への一段の注力、2月に発表した12億ドルから増額された14億ドルでのeBayによるDepop買収の完了、そして前CEOのDevin Wenig氏に関連する訴訟案件で5000万ドルの決着を迎えたことと並行して進められている。