
韓国株は8月7日に下落基調を強め、半導体を巡る不安がKOSPIの重荷となり、KOSDAQを再び800割れに押し下げるなか、外国人投資家は序盤の買い越しから売り越しに転じた。
韓国株は8月7日、前日の急落に続いて引き続き強い下押し圧力にさらされ、KOSPIは取引序盤に1%超上昇した後、その上げ幅を消して6200近辺へ押し戻され、KOSDAQも2%超下落して再び800を下回った。午前10時25分時点で、KOSPIは1.43%安の6206.47、KOSDAQは2.31%安の783.15となり、8月6日に売りサイドカー発動後、主要指数のKOSPIが4.58%安の6296.38で引けたことを受けて始まった売りが続いた。 今回の下げも再び半導体株が中心で、とりわけSKハイニックスは前日に10.37%下落した後、8月7日も一時5%近く下げ、日中にはさらに3.7%安となった。取引序盤に2000億ウォン超の買い越しだった外国人投資家は、午前中までにKOSPI市場で162億ウォンの売り越しに転じた。一方、個人投資家は2098億ウォンの売り越し、機関投資家は2516億ウォンの買い越しとなった。KOSDAQ市場では、外国人投資家と機関投資家がそれぞれ1884億ウォン、551億ウォンの売り越しとなり、個人投資家は2374億ウォンの買い越しだった。 今回の圧力は、8月6日に半導体銘柄から資金が急速に流出した流れを受けたもので、この日、外国人投資家と機関投資家はサムスン電子とSKハイニックスの2銘柄だけで3兆ウォン超を売り越した。外国人投資家はSKハイニックスを1兆6900億ウォン、サムスン電子を7268億ウォンそれぞれ売り越し、機関投資家はSKハイニックスを4218億ウォン、サムスン電子を2776億ウォンそれぞれ売り越した。外国人投資家はKOSPIの電気・電子セクターでも3兆1800億ウォンを売り越しており、半導体株に対する弱気転換が鮮明となった。 目先のきっかけは、米半導体企業サンディスクの決算への失望であった。会計年度第4四半期の売上高は前四半期比51%増となったものの、市場予想には届かず、同社株は時間外取引で5%超下落した。SKハイニックスには、米国拠点のNANDフラッシュ子会社ソリダイムのナスダック・リスティングの可能性が株主価値を希薄化させるとの懸念も重しとなった。SKハイニックスは「ソリダイムは競争力強化に向けてさまざまなオプションを検討しているが、現時点で確定したものはない」と述べた。サムスン電子とSKハイニックスが株主還元策の拡充を公表する計画だとするロイターの報道も、投資家心理の改善にはほとんどつながらなかった。 8月7日の業種別動向は総じて軟調で、KOSPIでは建設、金属、証券、機械などが下落率上位となる一方、上昇したのは食品・たばこと化学のみだった。KOSDAQでは機械・装備、非金属鉱物、一般サービスなどが下落率上位となり、大型株の大半も下落した。この歩調をそろえた下げは、8月6日にKOSDAQが0.26%上昇し、5営業日続伸となって、7月15日以来初めて終値ベースで800台を回復していた流れからの反転を示した。