
サンディスクは四半期業績予想を上回り、次四半期について強い見通しを示した一方、アナリストの見方は、NAND価格上昇の鈍化への懸念と、AI需要、エンタープライズSSD、供給契約が利益を支え得るとのバンク・オブ・アメリカの見解との間で分かれた。
サンディスクは、暦年ベースの今年のPCおよびスマートフォンの出荷台数が10%台半ば減少する見込みだとした。一方で、デビッド・ゲックラーCEOは、1台当たりのストレージ容量の増加と来年の両市場の安定化により、NAND需要全体の成長が2027年に戻る可能性があると述べた。同社は第4四半期の非GAAPベース利益が1株当たり39.25ドル、売上高が89億7000万ドル、粗利益率が84.6%だったと報告した。また、2027年度第1四半期の見通しとして、売上高を103億ドル〜108億ドル、非GAAPベース利益を1株当たり44ドル〜46ドル、粗利益率を83%〜85%と示した。今回の発表後、アナリストの見解は分かれた。ジェフリーズは、9月四半期の価格上昇が小幅にとどまることと、利益率見通しがより横ばいになることを理由に、目標株価を3000ドルから1750ドルに引き下げた。一方、バンク・オブ・アメリカは買い推奨と2500ドルの目標株価を据え置き、AI主導のストレージ需要、エンタープライズSSD採用の拡大、より長期の供給契約により、サンディスクの利益の強さは市場の想定より持続的になる可能性があるとした。バンク・オブ・アメリカはまた、同社株が予想利益の約6倍で取引されているのに対し、マイクロンは約12倍であるとし、2027年度の1株利益が約233.85ドルに達すると見込んでいる。