
8月3日の四半期リバランスにより、スマートコントラクト・ファンドにおけるBNBの比率は30.6%となり、イーサリアムとソラナを上回った。一方、グレースケールの他の仮想通貨バスケットでは、より小幅な比率引き下げと再配分が行われた。
グレースケール・インベストメンツは2026年第2四半期のリバランスで、8月3日時点でBNBを30.6%の比率でスマートコントラクト・ファンドに組み入れ、29.47%のイーサリアムと29.15%のソラナを上回る最大の組入銘柄とした。グレースケールはこの購入資金を捻出するため既存保有分を比例配分で売却し、その結果、カルダノ、ヘデラ、アバランチ、スイの比率はそれぞれ4.88%、2.08%、1.92%、1.9%に引き下げられた。このバスケットはスマートコントラクト・プラットフォームを対象とする時価総額加重指数に連動しているため、グレースケールは今回の変更を指数に基づく四半期ごとのスナップショットとして示したが、新たに最大比率となったことは、BNBチェーンに対する機関投資家の関心の高まりを示す兆候としても注目を集めた。 Uniswapは比率引き下げ後も34.16%でDeFi(分散型金融)ファンドの最大保有銘柄を維持し、Ondoが25.44%、アーベが19.97%で続いた。一方、分散型AIファンドではNEARが一部売却後も31.35%で首位となり、ビットテンソルは29.15%に上昇した。グレースケールによれば、各ファンドの構成比は日々変動し得るため、今後の四半期レビューでも市場環境や指数の構成要素次第で配分が再び変わる可能性がある。同社は、リバランスが新規資金流入を反映したものか、あるいは純粋に機械的な再配分なのかを開示しておらず、BNBのこのマルチアセットファンドへの組み入れは、規制当局の審査が続く現物BNB ETFの提案とは別個のものである。