ドイツテレコム、2026年の自社株買いを50億ユーロに拡大 第2四半期決算が予想上回る

ドイツテレコム、2026年の自社株買いを50億ユーロに拡大 第2四半期決算が予想上回る

同通信グループは自社株買いを30億ユーロ積み増し、フリーキャッシュフロー見通しを約200億ユーロに引き上げたほか、第2四半期決算が予想を上回ったことを受け、T-Mobile USのキャッシュ創出力強化を示した。

ファクトチェック
主張の全要素は裏付けられている。WSJは、30億ユーロの自社株買い増額と、約200億ユーロのFCF見通しを確認している。Zawya/Reutersの通信社配信は、自社株買い総額が最大50億ユーロであることと、第2四半期の調整後EBITDAaL(118億ユーロ)が117億ユーロのConsensusを上回ったことを確認している。Trading Economicsは、株価が約5%上昇したことを確認している。主張における「5%超」の上昇という表現は、報告された+5%と整合しており、複数の独立した情報源があらゆる重要な事実について一致している。
要約

ドイツテレコムは、第2四半期決算がアナリスト予想を上回り、通期のフリーキャッシュフロー見通しも小幅に引き上げたことを受け、2026年の自社株買いプログラムを最大30億ユーロ増額し、総額を最大50億ユーロとした。同社は、自社株が過去の水準と比べてなお割安であり、最近の市場変動が追加の買い戻しの機会を生んだと述べた。 リース後調整後EBITDAaLは前年同期比7.5%増の118億2000万ユーロとなり、アナリスト予想の117億ユーロを上回った。一方、売上高は4.4%増の299億3000万ユーロだった。調整後純利益は11.1%増の27億8000万ユーロに増加したが、報告ベースの純利益は、リストラ費用と米国事業の統合費用の増加により6.3%減少した。ティム・ヘットゲス最高経営責任者は、事業は引き続き力強い業績を示していると述べ、サッカーのワールドカップの追い風を受けてMagentaTVの顧客が約100万人増加したと付け加えた。 ドイツテレコムは、T-Mobile USのより強いキャッシュ創出を反映し、2026年のリース後フリーキャッシュフロー見通しを198億ユーロ超から約200億ユーロへ引き上げた。T-Mobile USもまた、自社のフリーキャッシュフロー見通しのベースラインを186億ドルに引き上げた。グループ売上高のおよそ3分の2を占める米国部門は、当四半期に後払い方式の携帯電話契約者数を27万7000件純増し、サービス収入を13%伸ばした。ただし、投資家が予想を下回る成長と第3四半期の純増件数見通しの慎重化に反応したことで、同社株は一時6%下落した。ドイツテレコムは、通期の調整後1株利益目標を約2.20ユーロ、EBITDAaL見通しを約475億ユーロにそれぞれ据え置いた。

用語解説
  • 調整後EBITDAaL: リース後の利払い・税金・減価償却前利益で、通信業界における中核的な営業実績の指標。
  • 後払い方式の携帯電話契約: 継続的なサービスプランに基づき利用後に請求されるモバイル契約で、無線通信事業者の顧客成長を測る重要指標。
  • フリーキャッシュフロー: 営業支出と設備投資の後に生み出され、負債削減、自社株買い、配当、投資に充てられる現金。