
EU規制当局によると、詐欺師はMiCAの7月1日の期限後に利用者が資産を移す局面で監督当局や認可済み取引所を装っており、欧州証券市場監督局の一覧には26加盟国の322の認可事業者が掲載されている。
詐欺師は、2026年7月1日の期限後に無認可プラットフォームの顧客が資金を移すなか、規制当局や認可済み取引所になりすましてMiCA後の移行を悪用している。フランス金融市場庁、オランダ金融市場庁、欧州証券市場監督局によると、犯罪者は送金の過程で利用者を偽サイトや犯行グループが管理する口座へ誘導している。こうした移管は、欧州証券市場監督局自身が6月23日の通知で促していたもので、同通知は無認可業者にEU顧客の新規受け入れ停止を求めるとともに、利用者には保有資産を認可済みの暗号資産サービスプロバイダーまたはセルフホスト型ウォレットに移すよう指示した。欧州証券市場監督局の8月4日時点の登録簿には26加盟国の322の認可事業者が掲載されている。一方、Chainalysisによると、なりすまし詐欺は2025年に前年比1,400%増加し、平均支払額は782ドルから2,764ドルに拡大した。欧州証券市場監督局はまた、各国当局が無認可業者に対して協調行動を取る可能性があると述べた。