英国建設業PMI、2026年7月は44.7に上昇も縮小継続

英国建設業PMI、2026年7月は44.7に上昇も縮小継続

英国の建設業の落ち込みは7月に和らぎ、商業建築、住宅建設、土木のいずれも弱さが前月ほど深刻ではなくなった。一方、企業のオプティミズムは高まり、コスト圧力は和らいだ。

ファクトチェック
依頼者が提示したTrading Economicsのニュースページ(「UK Construction Activity Falls Less」)と、Trading Economicsの英国建設業PMI指標ページのいずれにも、PMIは2026年7月に6月の38.4から44.7へ上昇し、5月の6年ぶり低水準である38.2から持ち直したと直接記載されている。44.7という値は50を下回っており、主張の通り縮小が継続していることを裏付けている。両ソースは、活動、新規事業、雇用の減少が和らいだこと、コスト圧力が弱まったこと、中東情勢の改善が受注を支えたことを説明しており、主張と正確に一致する。周辺の基準値(5月の38.2が6年ぶり低水準、6月が38.4)についても、S&Pグローバルの公式プレスリリースとYahoo Financeの報道によって独立に裏付けられている。
要約

英国の建設業活動は2026年7月も縮小圏にとどまったが、S&Pグローバル英国建設業購買担当者景気指数(PMI)は6月の38.4から44.7へ大幅に上昇し、ロイターが実施したエコノミスト調査の予想中央値40.0を大きく上回ったことで、落ち込みは明確に和らいだ。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は、このデータは2026年第2四半期を通じた急激な落ち込みの後、同部門が安定化し始めたことを示唆していると述べた。商業活動指数は41.5から46.8へ改善し、4カ月ぶりの高水準となった。一方、住宅建設の減少ペースは2025年10月以来の緩やかさとなり、土木は依然として主要分類の中で最も弱かったものの、6月の6年超ぶりの低水準を付けた後は減少が和らいだ。新規受注の減少ペースも鈍化し、同指数は2025年9月以来の高水準に達した。雇用は19カ月連続で減少したが、減少ペースは2月以来の緩やかさとなり、下請け業者の供給可能性は2025年4月以来の高い伸びを記録した。投入コストのインフレ率は、5月に約4年ぶりの高水準となる83.5を付けた後、77.9から69.8へ低下した。建設企業の今後12カ月に対するオプティミズムは2月以来で最も強まり、サービス業と製造業を含む総合PMIも48.4から51.6へ上昇し、5カ月ぶりの高水準となった。

用語解説
  • PMI: 購買担当者景気指数。企業活動を調査ベースで測る指標で、50未満は縮小、50超は拡大を示す。
  • civil engineering: 道路、橋梁、公益設備などのインフラ事業を中心とする建設活動。
  • input cost inflation: 企業の資材、エネルギー、その他投入要素のコストが上昇する率。