
米国の関税還付と円安が、Switch 2ハードの需要軟化やメモリー・関税コストの上昇を相殺し、売上高、利益、営業利益はいずれも予想を上回った。
任天堂が発表した第1四半期決算はアナリスト予想を上回り、売上高5178億円、純利益1474億円となった。米国の関税還付、為替の追い風、堅調なソフト販売が寄与した。営業利益は150.5%増の1426億円となり、アナリスト予想を上回った。会社は通期の営業利益見通し3700億円を据え置くとともに、Switch 2のハード・ソフト販売目標も維持した。任天堂は米国の関税還付約3億ドルを売上原価の減少として計上し、円安は売上高に390億円のプラス効果をもたらした。Switch 2のハード需要は弱含み、四半期の販売台数は382万台、従来型Switchのハード販売は66万台に減少した。一方、ソフト販売は「Tomodachi Life: Living the Dream」が794万本、「Pokémon Pokopia」が127万本で牽引した。任天堂は、Switch 2のユーザーベース拡大には継続的な新作投入が引き続き重要だと述べた。同社は、部品価格、特にメモリー価格の上昇と関税により、売上原価が1000億円近く増加する可能性があると警告しており、投資家の関心はゲームの投入計画と、ソフト販売の勢いが年末商戦まで持続するかどうかに向かっている。