Winbond、売上高184.7%増で2026年第2四半期の過去最高決算

WinbondはAI主導のメモリー価格急騰、AP Memoryはカスタムメモリーとシリコンキャパシターの成長により、両社とも2026年第2四半期に過去最高業績を記録し、それぞれ拡張計画と力強い需要見通しを示した。

要約

Winbond ElectronicsとAP Memoryはともに、AI関連用途に結び付いた強い需要とメモリー供給の逼迫を背景に、2026年第2四半期として過去最高の業績を報告した。Winbondの連結売上高は598.4億台湾ドルで、前四半期比56.4%増、前年同期比184.7%増となった。親会社株主に帰属する純利益は243.2億台湾ドル、EPSは5.4台湾ドルで、DRAMの平均販売価格が前四半期から2倍超に上昇した。AP Memoryの売上高は23.6億台湾ドルで、前年同期比78%増だった。親会社株主に帰属する純利益は6.81億台湾ドル、EPSは4.18台湾ドルで、IoTRAMのカスタムメモリー需要とS-SiCapシリコンキャパシター出荷の増加が支えとなった。Winbondは、DRAM価格が第3四半期も上昇を続ける見通しを示し、長期供給契約の活用拡大を強調した。一方、AP Memoryは、事業拡張を支えるため、最大1500万株の新株を対象とするGDR発行について株主承認を求める計画であると述べた。

用語解説
  • 長期契約(LTA): 供給能力と価格枠組みを供給者と顧客の間で固定する複数年の供給契約。
  • 高帯域幅メモリー(HBM): AIコンピューティングで使用される先進メモリーで、主要メーカーがDDR3やDDR4など旧世代DRAM製品から生産能力を移す要因となっている。
  • グローバル預託証券(GDR): 海外市場で販売するために発行される、有価証券であり、企業の株式を表章し、海外投資家から資金を調達するために利用できる。