
米国の生産性の伸びは第2四半期に予想を上回り、単位労働コストの上昇も予想を下回った。AI投資を含む効率性向上が賃金主導のインフレ抑制に寄与し得るとの見方を強める内容である。
米非農業部門の労働生産性は2026年第2四半期に1.4%上昇し、第1四半期の伸び率が0.3%から0.8%へ上方改定された後、市場予想の0.6%上昇を上回った。単位労働コストは1.3%上昇と、予想の2.1%上昇を下回る一方、時間当たり報酬は2.7%上昇した。前年比では、生産性は2.2%上昇し、単位労働コストは1.4%上昇、時間当たり報酬は3.7%上昇した。生産性は2019年第4四半期から2026年第2四半期にかけて2.1%の伸び率で拡大している。エコノミストや政策当局者は、人工知能への投資が生産性をさらに押し上げ、労働コストの低減を通じてインフレ抑制に寄与すると見込んでいる。