JPモルガン、競争激化でHyperliquid ETFへの資金流入が停滞と指摘

JPモルガン、競争激化でHyperliquid ETFへの資金流入が停滞と指摘

HYPEは第2四半期の収益と買い戻しを受けて56.80ドル近辺まで反発したが、JPモルガンは、規制下の無期限先物取引プラットフォームや予測市場の競合がHyperliquidの市場シェアを脅かす中、ETF需要は冷え込んでいると述べた。

HYPE

要約

HyperliquidのHYPEは8月7日、24時間で約2.5%上昇し、週間安値を約11%上回る56.80ドル近辺で取引された。第2四半期決算で、収益1億6900万ドル、トークン買い戻し向け1億4100万ドル、HIP-3の現実資産無期限契約の取引量2130億ドルが示されたことを受けたものである。こうした反発にもかかわらず、JPモルガンは、5月と6月の力強い資金流入の後、HYPE連動ETFの勢いは弱まっていると指摘した。6月までの累計流入額は約2億8000万ドルだった一方、7月には1300万ドル超の純流出が発生し、さらに8月3日までの12セッション連続の流出は合計約2980万ドルに達したとしている。同行は、この減速の背景として、新たに規制された米国拠点の無期限先物取引プラットフォームや過密化した予測市場との競争激化を挙げる一方、HyperliquidのAssistance Fundと収益を裏付けとする買い戻しは、引き続きHYPEの構造的な支えになっていると述べた。

用語解説
  • 無期限先物取引: 満期がなく、トレーダーがレバレッジをかけたポジションを継続的に保有できる先物型契約。
  • トークン買い戻し: プロトコルの収益または準備金を用いて市場でトークンを買い付けること。継続的な需要を生み出す可能性がある。
  • 完全希薄化後評価額: 現在流通しているトークンだけでなく、最終的な総供給量に基づく評価額。