
米国の現物ビットコインETFには週間で7億6360万ドルが流入し、Coldcardウォレットのエクスプロイトが伝わって以降だけでも6億2600万ドルを吸収した。米仮想通貨法案が遅延する中でも、ビットコインは6万5170ドルを上回った。
ビットコインは金曜日に6万5170ドルを上回って推移し、主要なColdcardハードウェアウォレットのエクスプロイトと、米国で提案されている仮想通貨市場構造法案「Clarity Act」の遅延にもかかわらず、過去1週間でほぼ4%上昇した。それでも米現物ビットコインETFへの需要は堅調で、Farside Investorsのデータによると週間流入額は7億6360万ドルに達し、このうち金曜日にColdcardハックのニュースが伝わって以降の流入は6億2600万ドルだった。最大の流入を集めたのはブラックロックのiShares Bitcoin Trustで、フィデリティ、グレイスケール、モルガン・スタンレーなどにも資金が流入した。攻撃者が脆弱な秘密鍵を推測できるようにしたファームウェアの欠陥に関連するColdcardの事故による損失は、以前は1,800 BTC超、1億1600万ドル超相当と説明されていたが、より新しい推計では1億3000万ドル超とされている。ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、流入がハックと直接関係しているとは限らないとしつつ、この出来事は一部投資家がセルフカストディよりも機関カストディを選好する可能性を浮き彫りにしていると述べた。