同取引所のSpot GridボットとMartingale DCAボットは、FCAによる仮想通貨デリバティブの禁止が続く英国の個人投資家向けに、レンジ取引と押し目買い戦略を自動化する。
WhiteBITはSpot Grid BotとMartingale DCA Botを英国ユーザー向けに提供開始し、自動売買の対象を拡大した。これは、金融行為監督機構(FCA)が2021年1月に導入した禁止措置の下で、個人トレーダーが仮想通貨の先物取引、オプション、差金決済取引を引き続き購入できない市場での動きである。グリッドボットは、横ばい相場向けに選択した価格帯に買い注文と売り注文を配置する。一方、Martingale DCAボットは下落局面でポジションを積み増し、価格が事前設定した利益水準まで反発した時点での手仕舞いを狙う。両ツールはいずれもレバレッジを使わない現物市場で稼働するため、先物の清算は回避できるが、価格がレンジを外れたり下落が続いたりした場合には損失にさらされる可能性が残る。また、WhiteBITによると、戦略の稼働中でも一部の設定は調整可能である。今回の展開は、米国でCoinbaseとRobinhoodがより広範なAI主導の取引システムを推進する中で行われたものであり、WhiteBITが自由度の高い自律型エージェント取引ではなく、事前定義された戦略により限定的に注力していることを浮き彫りにしている。