Datadog、大口顧客の利用縮小で19%下落、第3四半期見通しに暗雲

ソフトウエア株全体の激しい値動きは、力強い決算を受けたAtlassianとTwilioがセクターの一部を持ち直させた一方で、AIがSaaSの経済性をどのように変えるかを巡る投資家の不安を浮き彫りにした。

要約

Datadog株は木曜日、19.03%安の229.29ドルで取引を終えた。ソフトウエア企業である同社が最大顧客について、第3四半期から利用を縮小すると明らかにし、好調な四半期決算と通期見通しの引き上げがかすんだためである。 この下落は、ソフトウエア株が不安定に推移した週に起きた。投資家は、AIコーディングツールやモデルが従来のソフトウエア製品の価値を損なっているかどうかを見極めようとしていた。HubSpotも決算後に急落した一方、AirtableはBending Spoonsによる13億ドル未満での買収に合意した。これは、2021年のピーク時評価額約120億ドルの10分の1程度である。 週末までにセンチメントは改善し、AtlassianとTwilioの四半期決算を受けて株価は20%超上昇し、Cloudflareも5.6%上昇した。これは、投資家がソフトウエア全体を見限るのではなく、セクター内でより明確に選別を進めていることを示している。

用語解説
  • SaaS: Software-as-a-serviceの略。顧客がソフトウエアをローカルにインストールするのではなく、サブスクリプションを通じてインターネット上で利用するモデル。
  • full-year guidance: 会社の経営陣が示す、会計年度通期における業績見通し。
  • short covering: 弱気の賭けを手仕舞うために借りた株式を買い戻すこと。株価上昇を増幅させる場合がある。