SpaceXとテスラの反発でイーロン・マスク氏の資産が960億ドル増加

SpaceXとテスラの反発でイーロン・マスク氏の資産が960億ドル増加

SpaceXは上場企業として初の決算発表と従業員向けロックアップ期間の終了後に10%超上昇し、アナリストは強気の目標株価を維持、売上高見通しも一段の成長を示した。

ファクトチェック
Odailyのニュースフラッシュは、SpaceX(SPCX)が5%超上昇して113.8ドルとなり、日中の高値を更新したという正確な主張を直接確認している。バイナンス・スクエアの投稿も、同じ5%上昇、113.8ドルの水準、日中の過去最高値を独立して裏付けている。mk.co.krのIPO記事は、SPCXがナスダック上場の実在する株式であることを確認している。PANewsの続報では上昇継続が示されており、この上昇相場と整合的である。唯一の相違点は、具体的に挙げられているデータ提供元(「MSX.COM」対BIT/Bybit/バイナンス)であるが、価格と上昇率の主張にとっては重要ではない。
要約

イーロン・マスク氏の純資産は、SpaceXとテスラの反発を受けて1日で960億ドル増え、8170億ドル超となった。年初来の増加額は約1980億ドルに拡大し、ラリー・ペイジ氏、ジェフ・ベゾス氏、マイケル・デル氏の3人の資産合計をなお上回っている。SpaceX株は金曜日、6月のIPO以来で最高の上昇率となる10%超の上昇を記録した。上場企業として初の決算を発表し、従業員向けロックアップ期間を通過したことが背景であり、上場後の高値から株価が大きく下落した後の回復となった。売上高は92%増の78億ドルとなり、内訳はコネクティビティが42億ドル超、AIが約25億ドル、宇宙事業が9億6200万ドルであった。一方で多額の設備投資をこなしながら、四半期末の現金および短期投資は1000億ドル超を確保した。アナリストの見方は概ね強気のままで、コンセンサス目標株価は229ドル、39件中37件が買い評価であり、売上高は今年440億ドル、来年900億ドルに達するとの予想が出ている。その一方で、テスラはEV競争の激化に直面しており、市場はSpaceXとテスラの合併の可能性を巡る否定された報道を注視している。

用語解説
  • ロックアップ期間: IPO後の一定期間、従業員や初期投資家による株式売却が制限される期間。
  • コンセンサス目標株価: その銘柄をカバーするアナリストが付与する平均的な目標株価。
  • 設備投資: 将来の成長を支えることを目的とした、長期資産やインフラへの企業の支出。