AXA XL、2026年9月末までにS-RMの残余持ち分を取得へ

同保険会社のスペシャルティリスク部門は、この取引によりコーポレート・インテリジェンスおよびサイバーセキュリティのコンサルティング会社であるS-RMを、新設した予防重視部門のAXA XL Risk Advisoryに統合すると述べた。

要約

AXA XLは、S-RMの株式を約49%すでに保有していることを踏まえ、同社の残りの株式を取得することで合意したと発表した。S-RMは、コーポレート・インテリジェンスおよびサイバーセキュリティを専門とするコンサルティング会社である。今回の取引は、従来の保険補償の枠を超えて予防サービスを拡大するというAXA XLの戦略を推進することを目的としており、S-RMは予防に重点を置くグループの新設事業部門であるAXA XL Risk Advisoryの一部として、引き続き世界の顧客基盤にサービスを提供する見込みである。2005年設立のS-RMは、140カ国超の顧客を支援しており、サイバーリスク評価、脅威の監視とインシデント対応のマネージドサービス、専門調査、地政学インテリジェンス、ならびにインテグリティおよびレピュテーションに関するデューデリジェンスなどのサービスを提供している。AXA XLによると、この取引は規制当局の承認を含む通常のクロージング条件の充足を条件としており、2026年9月末までに完了する見通しである。

用語解説
  • 脅威の監視とインシデント対応のマネージドサービス: 脅威を監視し、インシデントに対応するためのサイバーセキュリティサービス。
  • サイバーリスク評価: サイバー上の脅威に対する組織のエクスポージャーを評価すること。
  • デューデリジェンス: 取引や意思決定の前にリスクを評価するために実施される調査。