この取引により、MondeVitaはメンズウェアメーカーRaffaele Caruso S.p.A.の買収後、ブランド開発、小売、電子商取引を加えることになる。イタリアのファッション供給網全体で再編の動きが広がる中での案件である。
MondeVitaは、ミラノを拠点とするブランド育成企業Underscore Districtの戦略的過半数株式を取得し、2025年売上高が3420万ユーロのRaffaele Caruso S.p.A.を通じて確保した製造基盤に、ブランド開発、小売、電子商取引の機能を加えた。財務条件は開示されておらず、この取引はUnderscore Districtの既存株主の支持を受けており、新たなイタリアのラグジュアリープラットフォーム構築に向けたMondeVitaの計画の第2段階に当たる。2022年にEdoardo Di Luzioが設立したUnderscore Districtは、ブランド開発、財務、オペレーション、マーチャンダイジング、電子商取引にまたがる統合プラットフォームを構築し、世界150超の小売業者から成る卸売ネットワークを通じて、2025年に700万ユーロ超を生み出したポートフォリオを有している。今回の買収により、Magliano、GR10K、そしてミラノのマルチブランド小売店WOK Storeが加わり、MondeVitaはCarusoの生産施設へのアクセスを含め、Maglianoの組織面および生産面の能力を強化するとともに、国際展開を支援する計画である。高級品需要の弱含みを受け、独立系デザイナーズブランドが資本、インフラ、流通を求めてより大きなパートナーへと向かう中での動きであり、グループがさらなる買収と提携を進める中、Edoardo Di LuzioはUnderscore DistrictのCEOにとどまる一方、MondeVita内でも戦略的な役割を担う。