AIアシスタントのPally、3000万ドル評価で520万ドルを調達

Cyber FundとY Combinatorが支援する同スタートアップは、Gmail、Outlook、Slack、Granola、Notionと連携するテキストメッセージベースのパーソナルアシスタントを提供している。

要約

AIパーソナルアシスタントのスタートアップであるPallyは、Cyber FundとY Combinatorが主導する資金調達ラウンドで520万ドルを調達し、企業評価額は3000万ドルとなった。Pioneer Fund、Founders Inc、468 Capital、エンジェル投資家も参加した。同社は、単独のアプリというよりメッセージングに近い自動化体験を実現する消費者向けアプローチとして、テキストメッセージのインターフェースを通じてAIパーソナルアシスタントを提供している。2025年に立ち上がったPallyは、6月に最新版を公開し、Gmail、Outlook、Slack、Granola、Notionとの同期を追加した。これによりユーザーは、メール、職場向けチャット、メモ作成ツールにまたがる定型的な事務作業をアシスタントに任せられるようになった。ユーザーの許可を得ると、航空券の予約、受信トレイの管理、メッセージへの返信、レストランの予約が可能である。PallyはAnthropicのClaude、OpenAIのChatGPT、Kimi K3やGLM 5.2を含むオープンソースモデルを利用している。共同創業者のHaz Hubble氏は、同社はユーザーデータを販売せず、そのデータをモデルの学習にも使わないと述べた。これは、個人の通信や生産性ソフトの内部で動作するAIアシスタントを巡る主要な信頼上の課題に対処するものである。

用語解説
  • AIパーソナルアシスタント: スケジュール管理、メッセージ対応、受信トレイ管理などのタスク完了を支援するソフトウエアエージェント。
  • オープンソースモデル: コード、重み、またはその両方が広く利用・改変できるよう公開されているAIモデル。
  • 同期: ソフトウエアが他のサービスと接続し、データや操作を相互に連動させるための仕組み。