Breez、Lightningとビットコイン機能のオープンソース設計図としてGlowアプリを公開

Glowは、パスキーに基づくセルフカストディ、ネイティブなLightning決済、ビットコイン担保のステーブルコイン送金を追加するとともに、開発者が内容を精査し、分岐(フォーク)し、適応できるオープンソースのSDKリファレンスアプリを提供する。

BTC
USDT
USDC

要約

ビットコインソフトウェアプロバイダーのBreezは、Bitcoin Sparkで構築された消費者向けアプリ兼オープンソースのリファレンスプロジェクトであるGlowを公開した。これは、ビットコインおよびLightning決済の簡素化を目指すとともに、開発者に対して、BreezのSDKを通じてこれらの機能を統合するための実動モデルを提供するよう設計されている。アプリはAppleとAndroidのアプリストアで利用可能で、多くのウォレットで一般的なシードフレーズのバックアップフローの代わりにパスキーを使用しつつ、監査可能なコードベース上でセルフカストディと資金に対する暗号学的なコントロールを引き続き実現するとしている。Glowは、ネイティブなLightning決済、カスタマイズ可能なLightningアドレス、連絡先統合をサポートしており、ビットコイン決済を主流のメッセージングおよび決済アプリにより近い感覚にすることを狙っている。Flashnetを含む提携を通じて、このアプリはユーザーのビットコイン残高から価値を引き出すことで、複数のネットワークにまたがってUSDTとUSDCを送ることも可能であり、さらにBTCをドル建て残高に交換してビットコインの価格変動へのエクスポージャーを抑えることもできる。Breezによれば、GlowはMITライセンスの下で提供される無料のオープンソースなプログレッシブウェブアプリであり、開発者はコードを精査し、機能を再利用し、ビットコイン上に構築する際のより複雑な部分を扱うことなく、BreezのAPI (Application Programming Interface)とSDKを基盤に構築できるという。今回の公開は、ユーザー資金のカストディを引き受けることなくノンカストディアルなビットコイン機能を追加できるよう開発者を支援するというBreezのより広範な取り組みを拡大するもので、これに先立つTurnkeyとの提携に続く動きである。

用語解説
  • Lightning Network: より高速かつ低コストの取引を可能にするために設計されたビットコインの決済レイヤー。
  • passkeys: パスワードやシードフレーズ型の復旧フローに代わり、デバイスベースの暗号学的認証を用いるログイン方法。
  • self-custody: 第三者に資金保管を依存するのではなく、ユーザー自身が自らの資金の管理権を保持する仕組み。