
サウジ当局は、報じられた攻撃計画に衝撃を受けたと述べた。ホルムズ海峡を巡る懸念を受けてブレント原油は約6%上昇し、株式、通貨、債券に下押し圧力がかかるとともに、オーストラリアからインドに至るまでインフレ懸念が高まった。
サウジ当局は、計画された攻撃に関する報道に衝撃を受けたと述べ、イランを巡る緊張が世界市場を動揺させる中で、緊張緩和と平和的解決の重要性を強調した。湾岸の主要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡でイランによる攻撃があったとの報道を受け、原油価格は上昇し、水路の再開を巡る不透明感の中、ブレント原油は約6%上昇して1バレル当たり約83.7ドルとなった。この動きはリスク資産の重しとなり、米国株は下落し、米ドルは上昇、豪ドルは0.70ドルに向けて下落し、インドでは3200億ルピーの国債入札を控えて10年物国債利回りが約6.78%へ小幅上昇した。エネルギー価格の上昇はインフレ懸念も再燃させ、米10年国債利回りを4.68%に押し上げ、金利がより長く高止まりする可能性があるとの見方を強めた。一方で投資家は、インドでは中銀の支援的な流動性環境が維持されると引き続き見込み、4-6月期のインフレ指標の鈍化を受けて、オーストラリア準備銀行が直ちに利上げする可能性は小さいとみていた。