2026年6月の日本の景気一致指数は前月比0.3ポイント上昇の118.2となり、2カ月ぶりに改善し、2019年5月以来の高水準を維持した。一方、先行指数は116.4で横ばいとなり、2021年7月以来の高水準となった。中国向け電子部品輸出の好調、韓国からの輸入、半導体製造装置の生産を含む工業生産に加え、卸売販売と投資財出荷の増加が現状判断指数を押し上げ、生産が半導体主導で押し上げられていることを示した。内閣府は景気が"改善を示している"との判断を維持し、このデータは、日本経済が"緩やかな回復"をしているとする政府の上方修正後の月例判断をおおむね裏付けた。ただし、石油製品価格の下落と生産者在庫率の弱さが見通し指数の重しとなった。