ニューヨーク連銀の最新調査で、米消費者は雇用見通しや個人財務、株式市場のパフォーマンスに対して一段と楽観的になった一方、短期のインフレ期待はやや上昇した。1年先のインフレ期待中央値は3.7%に上昇し、3年先は3.3%、5年先は3.0%で安定していた。1年後に米株価が上昇している確率は2021年4月以来の高水準となり、インフレ圧力が和らぎつつある中で家計心理が幅広く改善していることを示した。投資家は現在、インフレの進路をより明確に示す手掛かりとして、近日公表予定の米労働統計局の7月インフレ統計に加え、エネルギー・食品価格の動向や米連邦準備制度の発信に注目している。