
トランプ・メディアが社内プロジェクトと提案中のTAEとの合併へ軸足を移すなか、各社は計画していたCROトレジャリー会社を取りやめ、Truth Socialでの予測市場構想を断念し、関連するETFサービス契約も打ち切った。
トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ、Crypto.com、ヨークビル・アクイジションは、CROの積み増しを中核とする構想だった暗号資産トレジャリー会社「Trump Media Group CRO Strategy」の立ち上げ計画を断念した。各社は、「現在の市場環境」と、事業およびステークホルダーの優先事項の変化を理由に、この取り組みを相互に終了したと述べた。これにより、Crypto.comが供給する10億ドル相当のCROと50億ドルの与信枠を含むと説明されていた枠組みは撤回され、過去の報道で同トークンを数十億ドル規模で購入することを目的としているとされていたこの事業も白紙となった。各社はまた、Truth Socialに予測市場契約を導入する計画も取りやめ、予定されていた一部のYorkville America ETF商品のサービスをCrypto.comが担う関連取り決めも終了した。Axiosは、暫定CEOのケビン・マクガーン氏が、トランプ・メディアに対し、メディア事業を支える技術運営と、核融合エネルギー企業TAEとの保留中の合併に注力することを望んでいると報じた。発表後、CROは急落し、2023年10月以来の安値となる0.05ドル弱まで下落した。これにより、同トークンは2021年後半の高値0.89ドルから94%超下落した状態となった。