デラウェア州の裁判官は、Verisk Analyticsに対し、屋根工事向けソフトウエア提供会社AccuLynxの買収計画を完了させる取り組みを再開するよう命じた。買収額は23億5000万ドル。裁判所は、データ分析会社であるVeriskが2025年12月に合併契約の打ち切りを試みたことについて、故意の行為によってクロージング条件の不充足を招いたため無効であると判断した。ボニー・デービッド大法官は、Veriskは取引完了に向けて合理的な最善努力を尽くさなければならない一方、AccuLynxは紛争に伴う直接費用を利息付きで回収できると述べた。Veriskは2025年7月にこの買収を発表し、当初は第3四半期末までの完了を見込んでいたが、10月にFTCが追加の情報提供要請を出したことで日程がずれ込み、反トラスト審査は合併契約で定めた2025年12月26日の期限を超えて延長された。その後、Veriskはこの案件は不成立になったと表明し、AccuLynxは直ちにこれに異議を唱えた。買収の成立はなおFTCの承認にかかっており、裁判所も取引が成立すると保証したわけではない。