日銀政策委員は7月30-31日の会合で、インフレリスクの高まりを受け、金利は市場がこれまで想定していたよりも速いペースで引き上げる必要がある可能性があると示唆し、政策金利を1%に据え置いた後の次回会合で中銀が追加利上げを検討するとの見方を強めた。時事通信は、この件に詳しい匿名の関係者の話として、政策委員会は9月の利上げに傾いているものの、最終決定には至っていないと報じた。同報道によれば、日銀の2%目標を上回るインフレの継続と賃金上昇の強まりを示す兆候が、2024年初めにマイナス金利を解除し17年ぶりの利上げを実施した後も政策正常化を進める中で、追加措置の根拠を支えている。市場では、円相場や日本国債利回り、世界的な資本フローへの潜在的な影響にも注目が集まっている一方、政策当局者は引き続き、いかなる決定も今後公表されるデータとより広範な市場環境次第になると強調している。