スクウェア・エニックスの第1四半期純利益、175.7%増の132.44億円

スクウェア・エニックス・ホールディングス株は8月12日、東京証券取引所で14.94%高の3300円まで上昇し、同社が4〜6月期決算で市場予想を大きく上回る内容を示したことを受けて、2025年10月以来の高値を付けた。親会社株主に帰属する第1四半期純利益は前年同期比175.7%増の132.44億円となり、QUICK Consensusが集計した市場予想平均の73億円を大幅に上回った。営業利益は88.6%増の170.08億円となり、こちらも予想を約60億円上回った。売上高は32.3%増の784.23億円、経常利益は172.4%増の187.66億円となり、全報告セグメントでの成長に加え、為替差益も追い風となった。主なけん引役はデジタルエンタテインメントで、とりわけHDゲームにおいて、「ファイナルファンタジーVII リバース」に関連するリピート販売とカタログ販売の好調に加え、「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」など新作タイトルの寄与が業績を押し上げた。スクウェア・エニックスは2027年3月期の通期営業利益予想を490億円とし、前年同期比10.5%減の見通しを据え置いたが、第1四半期時点で既にその目標のおよそ35%を達成しており、いずれ会社側が業績予想を引き上げるとの市場の期待を強めている。この上昇には、一発の大型タイトルへの依存を減らし、より安定した収益基盤を構築しようとする同社の取り組みが進展しているとの投資家の確信も反映された。投資家の関心は現在、下期の発売計画、モバイルゲーム収益の動向、そして経営陣が通期見通しを上方修正するかどうかに向かっている。

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