Anthropicは、マッコーリー・アセット・マネジメントおよびシンガポール政府系ファンドGICと提携し、米国を当初の重点市場として大規模AIデータセンターを開発する新たな事業体Theseus Infrastructureを立ち上げた。マッコーリーとGICは各プロジェクトのエクイティ資本の大半を提供し、Anthropicは施設の建設・運営によって生じ得る一般消費者向け電力料金の上昇分を吸収することを約束した。各社は投資額やプロジェクト規模を開示していない。この提携は、将来的な新規株式公開(IPO)を見据えてAI計算能力の確保を進めるAnthropicの広範な取り組みに加わるものである。同社はこれに先立ち、2025年にテキサス州やニューヨーク州を含む米国の専用データセンターに500億ドルを投じる計画を示しており、5カ所のデータセンターにおけるAI半導体の長期リース向けに、Googleの支援を受けた350億ドルの資金調達も確保している。この動きは、AI開発企業が電力と計算インフラの確保を急ぐ中でのものであり、OpenAIもStargateベンチャーを通じて大規模なインフラ容量の確保を進めている。