8月11日の台湾市場は、地政学的緊張の高まり、原油高、ウォール街の軟調、半導体セクターへの圧力に加え、米インフレ指標と米連邦準備制度を巡る警戒感を背景に、リスク回避姿勢が強まる中で不安定な展開となった。8月限の台湾指数先物取引は取引量54,953枚で44,280ポイントと、257ポイント安で清算され、現物に対する8月限のディスカウントは116.7ポイントで終了した。現物市場では、引け水準に関する報道が分かれた。ある報道では、台北株式市場は214.9ポイント安の44,396.7で取引を終え、売買代金は9403億9000万台湾ドルだったとされた一方、別の報道では、押し目買いにより、500ポイント超の場中変動を経て、主要指数は191.96ポイント高の45,120.72まで持ち直したとされた。台湾ドルも序盤の上昇を反転し、外国人資金流入を背景に一時32.174台湾ドルまで上昇した後、安全資産としての米ドル需要が戻ったことで、4.7セント安の32.278台湾ドルで取引を終えた。外国人投資家は上場株を223億3000万台湾ドルの買い越しだったと報じられ、3大機関投資家の合計買い越し額は281億8000万台湾ドルとなった。