米ドル指数は99.9前後で安定推移した。7月の米消費者物価上昇率は前年同月比で6月の3.5%から3.4%に鈍化し、前月比では0.1%上昇した。一方、コアCPIは2.6%から2.5%に低下した。トレーダーは、9月の米連邦準備制度による25ベーシスポイントの利上げの織り込み確率を、前日のほぼ50%から約40%へ引き下げた。これを受け、米10年国債利回りは1.4ベーシスポイント低下して4.680%となった。一方、米国とイランの合意期待の後退により、インフレとサプライチェーンのリスクが引き続き意識されるなか、ドイツ10年物連邦債利回りは0.5ベーシスポイント上昇して3.162%となった。投資家は、米連邦準備制度が重視するインフレ指標であるPCE指数への手掛かりを得るため、日本時間21時30分に発表予定の米卸売物価データに注目した。また、10年国債入札での強い需要、1ドル=160円近辺での円買い支えの可能性、アジア通貨の動き、ホルムズ海峡を巡る緊張も監視した。